首都リーグ初戦はフィジカルの差で黒星スタート

秋の爽やかさはどこかへ行ってしまい、灼熱のグラウンド・・・

ターキーガールズは子連れも増えて、時代の流れを感じさせます。
皆様、暑い中、サポート感謝いたします。
※何と木山さんのお母さんも大阪から参戦してくれました。

東京外人さんはフィジカルを全面に出したラグビー。
対してターキーは組織のラグビー。

劣勢が予想されるターキーだが、西館キャプテンから開口一番、
「自分たちが出来ることをやろう」の一言。

モチベーションがグッと上がるターキー。

相手のキックオフを適切に蹴り返し、ハーフラインからのリスタートでまずまずの出だし。

相手のラインアウトから、9フェイズを守るも10フェイズ目でトライを取られる。
組織的なOne Lineで守るも抉じ開けられてしまう。

その後も、フィジカルとセンスを全面に出したラグビーでターキーを苦しめる

そんな中、ビックチャンスが訪れる。
前半11分、大外に振って深瀬がフランカーらしからぬスワーブでビックゲイン。
何とかボールを出して、だてさんのアングルを付けたクラッシュ。
⇒キャッチから、外にスワーブを切って順目のボールを出しやすくしています。Good

からの、更にアングルを付けたふみさんのクラッシュ。

⇒ショートステップを切った後に頭を下げてのコンタクト。Good

逆目につねが引きつけて、小俣にパスをしてトライ。

どのカテゴリーでもそうですが、ゴール前は難しいプレーでは無く、順目のクイックラックからのダイレクトプレー(ハーフからの直パス)がトライへの一番の近道です。
世界基準を体現するターキー。

その後、少し試合は膠着するもジリジリ後退するターキー。

※キックのフィールディングが悪いのですぐに改善しましょう。
相手にキックをされて、ノーバウンドでキャッチが出来ないのは全てミスだと思って下さい

キックから、相手にダイレクトキャッチをされて、カウンターをトライを取られる。

スクラムとラインアウトも安定を欠き、立て続けにトライを取られる。

前半33分、だてさんの好判断のクイックスローからざきさんに相手ゴール前にGoodキック。
しかし、その後が良くない。
キック後のディフェンスは、下に飛び込むのでは無く、5mゲインされても良いのでディフェンスの数の力で止めることが大事です。
ざきさん、ディフェンスラインの上がりが遅いのでBad。

ハーフタイムを挟んで、後半開始。

だんだん、フィジカルの差が出てきて、防戦一方のターキー。

しかし、後半7分にざきさんのスーパープレー。
ダミアン・マッケンジーばりの「そこ抜く!?」というランでビックゲイン。
小俣に繋ぐ。

フルバックと2対1なのでパスを選択しようとするが、隣のつねにディフェンスが張り付いており、パスの瞬間にタックルされるイメージがあったので、オフロードを選択。
ノールックのバックパスが繋がり、つねのトライ。(繋がって良かった 汗)

流れは良くなり、Mr.ワイルドターキーもってぃのスーパープレー。
相手のキックオフが、10mに届かずにバウンドしたボールを猛然とダッシュして獲得。
敵陣の10mでラックを形成。
いつ来るか分からない、チャンスに常に準備をしておく。
大事なことです。

しかし、ターンオーバーされてしまい、もってぃさんの作ったチャンスを潰してしまう。
相手のゴール前で過ごす時間が後半は長かったが、相手もギアをチェンジ。
クイックランとオフロードで着実にゲインを重ねるが、後半12分に木山さんが忍者の様なフィールディングで相手ボールをインターセプト。

その後、ペナルティを獲得し、PGを決めるターキー。

後半14分のリスタートのキックオフ。
ここ小俣激おこです。
教えたポジションが全く出来ていません。

えいちゃんのポジションが中途半端過ぎます。
小俣の外側のフラットな位置にいるのが適切なポジションです。
木山さんも浅すぎます。
ここのバックスはフラットでパスをもらうのではなく、深めにポジショニングをして外で勝負です。

理論上、スクラムやラインアウトが無い、試合は存在しますが、キックオフが無い試合は存在しません。
それだけ大事ということです。
みんなで決めたことは、しっかり実行して下さい。

また、後半23分のざきさんのキックカウンター。
ここも激おこです。
相手はタッチラインから15mラインの中に、前と後ろ合わせて9人います。
つまり、残りの横55mを6人で守っています。
外に回せば、チャンスになりましたし、キックを蹴れば、ラインアウトからのキックだったので、FWもワンラインを形成しやすかったです。
1対9に対して、カウンターを仕掛けるのは、勇気では無く、ただの無謀です。
FBなのだから、ちゃんと周りを見て判断しましょう。

体を張ったプレーが続くも、トライを重ねられ、64-17でFinish。

FWの反省はやはりセットプレーですね。
スクラムとラインアウトが安定しないとやはり勝てません。
出来る範囲で、ベストは尽くしたと思いますが、これからスタンダードを上げていきましょう。
BKは、バックスリーのフィールディングが課題です。
キックをノーバウンドでキャッチするシーンがあまり無かったので、試合の早い段階で相手の癖やキック力を測る必要があります。

暑い中の試合お疲れ様でした。
また、外大からの助っ人の皆様ありがとうございました。

乳飲み子を抱えてのサポートありがとうございました。

これからも厳しい戦いが続きますが、みんなで乗り越えましょう。

Reported by Omata

【試合結果】

首都リーグ1部B 第2節

吉祥寺WT

東京外人

5

71

【今後の活動予定】


11/15

武蔵野市タッチフット大会

11/22

江戸川自主練

11/29

未定

12/6

未定

【アルバム】

 

11/10 vs.東京外人

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